OTOWA 総合カタログ 2024-2025|音羽電機工業株式会社


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電源線や通信線ではSPDを用いた等電位化が基本電気機器通信及び信号線SPD(避雷器)等電位化とは全ての金属導体を共通に接続し、各部の電位差を低減することで火花放電や感電、機器の絶縁破壊を防止する手段をIEC・JISでは、雷等電位ボンディングと呼びます。その具体的な方法として、建物鉄骨や配管などの金属体と電気設備の接地を連接します。電源線や通信線では、接地極や金属導体に直接接続することはできないため、SPDを用いて接続します。電気室や分電盤、MDF室などにおいて雷等電位ボンディングを行います。ポイント電源線雷対策基礎知識接地間用SPD等電位ボンディング機器機器雷電流電源線③アンテナから電位0V等電位化の具体策①統合接地雷保護の基本は「接地とボンディングによる等電位化」であり、接地とボンディングは非常に重要です。接地については、建築物全体との等電位化を図るため、構造体利用接地またはB形接地極システム(環状接地極、網状接地極、基礎接地極)とし、各電気設備の接地も統合するのが望まれます。別接地とする場合には、接地間用SPDを用いることで、雷サージ侵入時に等電位化を図ることができます。建築物内部の電位差発生防止のため、雷保護ゾーン境界でのSPDによるボンディングだけでなく、建築物の鉄骨や鉄筋などを相互接続し、接地極システムとボンディングすることで、ボンディング回路網を構築します。等電位化の具体策②SPD建築物には、さまざまな配線が引き込まれています。接地間の等電位化を図っても、電源線や通信及び信号線などから雷サージが侵入します。それぞれの侵入経路に対して最適なSPDを取り付け、等電位化を図ることで機器を守ることができます。①電源線から②通信及び信号線から④接地線から絶縁破壊絶縁破壊電源線・通信線電源線・通信線絶縁破壊通信線接地線接地線接地線敷地外の落雷でも雷サージが発生します敷地外で落雷が発生した場合でも、建物接地間による電位差が発生するため注意が必要です。特に広範囲に配線された設備は、雷サージの影響を受けやすく、より重点的に対策する必要があります。電位上昇電位差電位差雷サージ対策のポイントポイント雷サージを機器の絶縁レベル以下に低減する≒等電位化する1・SPD雷サージの侵入経路をなくす(絶縁化)2・電源回路:耐雷トランス・通信・信号回線:光ファイバーケーブル(ただしテンションメンバが金属製の場合はその処理に注意が必要です)10


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