規格名称 | 規格番号 | 概要 |
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建築物等の避雷設備(避雷針) | JIS A 4201:1992 | 建築物又は煙突、塔、油槽などの工作物その他のものに設置する避雷設備の構成部分(突針部、むね上導体、避雷導線、接地極など)について、詳細な仕様を規定している。本規格は廃止となっているが、現在(2021年9月)の建築基準法(告示)でも引用されており、有効である。 平成17年7月4日国土交通省告示第650号では、改正後の平成12年建設省告示第1425号の規定の適用については、日本産業規格(旧:日本工業規格、以下JIS)JIS A 4201(建築物等の避雷設備(避雷針)-1992に適合する構造の避雷設備は、JIS A 4201(建築物等の雷保護):2003に規定する外部雷保護システムに適合するものとみなされる。 |
建築物等の雷保護 | JIS A 4201:2003 (IEC 61024-1:1990) |
一般建築物等に適用する雷保護システム(LPS)の設計、施工、検査、保守に関する規定であり、JIS A4201-1981を元とする1992年版の「建築物等の避雷設備(避雷針)」 がIEC規格に準拠する形で改訂された。
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雷保護- 第1部:一般原則 |
JIS Z 9290-1:2014 (IEC 62305-1:2010) |
設備、内容物及び人間を含む建築物等(建築物又は煙突、塔、油槽などの工作物その他のもの)に適用する雷保護の一般的原則について規定されている。雷電流パラメータ、雷保護ゾーン等が規定されている。 |
雷保護- 第2部:リスクマネジメント |
IEC 62305-2:2010 | 落雷による建築物又はサービスに対するリスク評価の計算手法を示し、リスクを許容可能な限度以下に低減するために採用すべき適切な保護手段の選定を実施するための手法が示されている。 |
雷保護- 第3部:建築物等への物的損傷及び人命の危険 |
JIS Z 9290-3:2019 (IEC 62305-3:2010) |
雷保護システム(LPS)によって建築物等物(建築物又は煙突、塔、油槽などの工作物その他のもの)を物的損傷から保護し、かつ、LPS近傍における接触電圧及び歩幅電圧による人命などへの危険から保護するための要求事項について規定されている。雷保護システムは、外部雷保護システムと内部雷保護システムによって構成されている。雷保護クラスの性能を規定し、要求に応じたクラスの仕様を選定、施工することとなっている。 |
雷保護- 第4部:建築物等内の電気及び電子システム |
JIS Z 9290-4:2016 (IEC 62305-4:2010) |
雷電磁インパルスによる建築物内の電気及び電子システムの故障発生を低減するためのLEMP保護対策の設計、施工、検査、保守及び試験について標準化を行い、生産及び使用の合理化、品質の向上を図るために規定されている。この規格制定によりJIS C 0367-1は廃止された。
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低圧サージ防護デバイス- 第11部:低圧配電システムに接続する低圧サージ防護デバイスの要求性能及び試験方法 |
JIS C 5381-11:2014 (IEC 61643-11:2011) |
50/60Hzの交流1000V以下の電源回路及び機器に接続する低圧サージ防護デバイス(Surge Protective Device 以下、SPDという)の所要性能、試験方法及び定格について標準化を行い、生産及び使用の合理化、品質の向上を図るために規定されている。SPDは、サージ電圧を制限しサージ電流を分流することを目的とした、1個以上の非線形素子を内蔵しているデバイスであると定義されている。
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低圧サージ防護デバイス- 第12部:低圧配電システムに接続するサージ防護デバイスの選定及び適用基準 |
JIS C 5381-12:2021 (IEC 61643-12:2020) |
50/60Hzの交流1000V以下の電源回路及び機器に接続するサージ防護デバイス(SPD)の選定、動作、設置場所及び協調のための基準について規定されている。
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低圧サージ防護デバイス- 第21部:通信及び信号回線に接続するサージ防護デバイス(SPD)の要求性能及び試験方法 |
JIS C 5381-21:2014 (IEC 61643-21:2009) |
公称電圧 交流1000V以下又は直流1500V以下の通信及び信号回線に接続する低圧サージ防護デバイス(SPD)の要求性能、試験方法について標準化を行い、生産及び使用の合理化、品質の向上を図るために規定されている。
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低圧サージ防護デバイス- 第22部:通信及び信号回線に接続するサージ防護デバイス(SPD)の選定及び適用基準 |
JIS C 5381-22:2018 (IEC 61643-22:2015) |
公称電圧交流1000V以下又は直流1500V以下の通信及び信号回線に接続する低圧サージ防護デバイス(SPD)の選定、運用、配置及び協調の基準について標準化を行い、生産及び使用の合理化、品質の向上を図るために規定されている。
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低圧サージ防護デバイス- 第31部:太陽電池設備の直流側に接続するサージ防護デバイスの要求性能及び試験方法 |
JIS C 5381-31:2020 (IEC 61643-31:2018) |
定格 直流1500V以下の太陽電池設備の直流側に接続し、雷又はその他の過渡的な過電圧の直接的及び間接的なサージに対する防護のためのサージ防護デバイス(SPD)の要求性能、安全要求事項、標準的試験方法及び定格について規定されている。この規格に適合するSPDは、太陽電池アレイ及びインバータの直流側のみ設置される。
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低圧サージ防護デバイス- 第32部:太陽電池設備の直流側に接続するサージ防護デバイスの選定及び適用基準 |
JIS C 5381-32:2020 (IEC 61643-32:2017を元に修正) |
直流1500V以下及び交流1000V(50/60Hz)以下の太陽電池設備の直流側及び交流側に接続するサージ防護デバイス(SPD)の選定、設置及び協調のための基準について規定している。太陽電池アレイ又は1組の相互接続した太陽電池モジュールから、配電盤内の接続点又は電源供給点までの関連するケーブル、保護装置及びインバータを太陽電池設備とするとしている。
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低圧サージ防護用部品- 第351部:通信・信号回線に接続するサージアイソレーショントランス(SIT) の要求性能及び試験方法 |
JIS C 5381-351:2019 (IEC 61643-351:2016) |
通信及び信号回線に接続するサージアイソレーショントランス(Surge Isolation Transformer以下、SITという。)は、ピーク間の電圧が400Vまでの信号レベルに適用する信号用トランスとして使用される。SITは、内部巻線間に遮蔽付き又は、遮蔽なしで想定するコモンモードサージのピーク電圧よりも高い定格インパルス耐電圧をもつ。SITは、雷の直接及び間接的な影響又は、他の過渡過電圧に対する低圧サージ防護用部品として適用され、コモンモード電圧サージの伝播を軽減するために使用される。この規格では、SITのサージパラメータを検証及び決定するための試験回路及び試験方法、及びSITの重要なパラメータのための推奨性能値が規定されている。
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低圧サージ防護用部品- 第352部:通信・信号回線に接続するサージアイソレーショントランス(SIT)の選定及び適用基準 |
JIS C 5381-352:2020 (IEC 61643-352:2018) |
信号レベルがピーク間電圧400Vまでの通信・信号回線に接続するサージアイソレーショントランス(SIT)についての選定、適用基準及び関連情報が規定されている。なお、この規格は電力線搬送通信トランスに関しては扱わないとしている。
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低圧電気設備- 第4-44部:安全保護-妨害電圧及び電磁妨害に対する保護 |
JIS C 60364-4-44:2011 (IEC 60364-4-44:2007) |
雷の様な大気現象によって発生し、配電系統から伝播する過渡電圧、及び設備内の機器から発生する開閉過電圧に対する電気設備の保護について規定されている。
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建築電気設備- 第5-53部:電気機器の選定及び施工-断路、開閉及び制御 |
JIS C 60364-5-53:2006 (IEC 60364-5-53:2001+AMD1:2002) |
雷又は開閉によって発生する過電圧から電気設備を保護するためのサージ防護デバイス(SPD)の選定及び施工について規定されている。 |
低圧系統内機器の絶縁協調- 第1部:基本原則、要求事項及び試験 |
JIS C 60664-1:2009 (IEC 60664-1:2007) |
AC1000V或いはDC1500V以下の機器の空間距離、沿面距離及び固体絶縁の必要条件を規定し、絶縁協調の電気的試験方法について規定されている。
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電磁両立性- 第4-5部:試験及び測定技術-サージイミュニティ試験 |
JIS C 61000-4-5:2018 (IEC 61000-4-5:2014) |
スイッチング及び雷サージに対するイミュニティの要求事項、試験方法及び機器に対して推奨する試験レベルについて規定されている。
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