電源トラブル対策
OTOWAは、停電、瞬低(瞬時電圧低下)、サージ(雷による過電圧・開閉サージ)、ノイズ、高調波など、様々な電源トラブル
(電源障害)に対応します。雷対策の枠を超えて、OTOWAは
電源の安定供給をサポートします。
災害による停電、機械稼働による瞬低や
ノイズ、雷によるサージなど…電源トラブル(電源障害)はあらゆる
システムに影響します。
OTOWAは創業当初よりサージ対策の
豊富な実績を活かして、電源トラブル(電源障害)も解決してきました。電源トラブルにおける原因調査、対策立案、
対策実施、メンテナンスについても確かなソリューションをご提供します。
特に電源トラブルの中でもご要望が多い停電(瞬停)、瞬低(瞬時電圧低下)、
サージ、ノイズ、高調波の対策はOTOWAにお任せください。
電源トラブルはOTOWAにお任せください
商用電源は、実際の現場で様々な障害が発生し、それにより負荷機器にさまざまなトラブルを引き起こすことがあります。これを電源トラブル(電源障害)といいます。
電源トラブル(電源障害)の種類は大きく分けて2種類あり、電源の安定供給の観点と、電源関連の事故の観点に分けられます。電源の安定供給においては停電や瞬低、サージ(雷による過電圧や開閉サージ)、ノイズ、高調波、静電気、周波数変調、振動性過度現象、電圧変動があります。また、電源関連の事故は漏電や短絡、混触があります。
特に生産現場ではさまざまな電源トラブル(電源障害)が発生しており、一般のオフィス環境よりも電源トラブルの対策は重要となっています。また、電源トラブルの原因によって、対策が異なります。
なぜ生産現場ではさまざまな電源トラブルが発生するのでしょうか。生産設備のノイズを例に解説します。電気を要する機器は全て電源ノイズ発生源になりえます。代表的な電源ノイズ発生源として知られる機器は、半導体製造装置などの大電流が必要とされる機器や、耐圧試験機など高電圧を発生する機器です。システムが安定稼動するためには、各機器の動力源である「電源」の安定供給がポイントです。この電源ノイズは時にシステムに悪影響を及ぼすことがあります。これら電源ノイズが原因で機器トラブルが発生した際、再現性のない機器の誤動作、加工精度の低下、測定データのバラツキなどによる歩留まり低下など様々な現象が生じます。
それらの原因を突き止めて対策を講じるのは大きな労力と時間が必要とされ、根本の原因を取り除くことが重要です。以上のことから、生産現場では事前にさまざまな電源トラブルを解消することで、安定稼働を実現します。OTOWAは電源トラブルにおける最適な対策をご提案します。
電源トラブルはOTOWAにお任せください
電源トラブルの種類、原因と影響について説明します。
種類 | 現象 | 原因 | 影響 |
---|---|---|---|
停電 |
商用電源の供給が完全に停止した状態 |
自然災害(雷、地震、台風)などによる電力供給の停止、漏電やたこ足配線によるブレーカ落ち(トリップ)、コンセント抜け、断線などが原因。 |
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瞬停(瞬時停電、瞬断) |
商用電源の供給が短時間(約1分以下)停止した状態 |
落雷などによる電力会社の送電線の切り替えなどが原因。 |
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瞬時電圧低下(瞬低) |
瞬間的(約0.2秒以下)に電圧が低下した状態 |
最も多い電源トラブル(電源障害)。大きな電力を必要とする機器を起動させた時などに発生したり、落雷などによる電力会社の送電線の切り替えが原因。 |
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電圧低下 |
電圧が低下した状態 |
大きな電力を必要とする機器を同時に動作させると起こる。また、配線設備が古いと原因になる可能性も。 |
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サージ |
瞬間的(ms)に電圧が大きく上昇した状態 |
雷サージは雷に起因するもの、開閉サージは遮断器、断路器等の開閉操作によって発生するもの。 |
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ノイズ |
商用電源のなめらかな正弦波を乱している状態 |
ノイズの発生源は数多くあり、主にスイッチのON/OFFや、強力な無線機、落雷、発電機などが原因。 |
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高調波 |
基本正弦波にその整数倍の周波数をもつ正弦波(高調波)を含んだ状態。電源周波数に必ず同期する |
機器の回路に整流回路を含み、リアクトルやコンデンサを用いた平滑回路がある場合などに発生する。 |
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周波数変動 |
波数が変化した状態 |
発電機を起動させた時などに発生する。 |
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電源トラブルはOTOWAにお任せください
電源トラブルはそれぞれの性質により異なるため、電源トラブルの種類別に対策を実施する必要があります。そのためそれぞれの電源トラブルに合わせた電源トラブル対策製品を各種ご用意しています。
停電(瞬停、瞬断)とは、電力供給が停止し、入力電圧が100%低下する状態のこと。なお、1分間程度までの停電のことを瞬停(瞬時停電)といいます。
UPS無停電電源装置:予期せぬ停電や入力電源異常が発生した際に、電源を供給する機器(負荷機器)に対し、一定時間電力を供給し続けることで、機器やデータを保護することを目的とした装置です。
非常用バックアップ電源:毎日一定時間、内蔵バッテリーに充電し、停電を感知すると自動切替えで蓄電池から電気を供給するシステムです。
ドライビング発電機:バッテリーが発電した車の電気をAC100Vに変換させて使います。
電源ブレーカ 自動再投入装置リセットブレーカ:雷サージによりブレーカが動作した場合のみ自動的に再投入し、地絡事故等負荷異常があった場合は再投入しません。無人設備の停電復旧の効率化など作業員の負担を低減します。
雷検知装置:襲雷時に電源の開閉を制御します。
電源切替盤:商用電源と非常用電源を切り替えます。
瞬低(瞬時電圧低下)とは、事故の検出から落雷区間の系統を切り離すまでの間、約0.2秒以下の短時間、入力電圧が90%以下に低下する状態のこと。(なお、瞬低の継続時間や電圧低下率に明確な定義はありません。)
瞬時電圧低下補償装置(瞬低補償装置):瞬時電圧低下補償装置(瞬低補償装置)は瞬低対策に的を絞った装置です。電圧低下を検知すると瞬時に電力をバックアップし、設備の瞬低トラブルを未然に防ぎます。
UPS無停電電源装置:予期せぬ停電や入力電源異常が発生した際に、電源を供給する機器(負荷機器)に対し、一定時間電力を供給し続けることで、機器やデータを保護することを目的とした装置です。
サージとは、電源線、通信線、電気・電子機器に直接又は間接的に加わる一時的に発生する短時間の異常な過電圧や過電流のこと。雷に起因するものを雷サージといい、遮断器、断路器等の開閉操作によって発生するものを開閉サージといいます。
SPD(避雷器):雷やスイッチの開閉によって発生した瞬間的な過渡的過電圧(サージ)を制限して、機器や設備を保護する機器です。
ノイズとは、正常な動作に支障を生じさせたり、コンピュータのメモリやディスク内の記録を喪失させたりするおそれのあるレベルの異常電圧のこと。
ノイズフィルタ:ノイズを取り除きます。
零相リアクトルコア:インバータの入力側、出力側に設置して電線から放出される放射ノイズを低減します。
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高調波とは「ひずみ波交流の中に含まれている、基本波の整数倍の周波数をもつ正弦波」と定義されている電流のひずみで、電路や接続機器に悪影響を及ぼす性質があります。
高調波引き込み現象防止装置:フィルタのように高調波そのものを減衰、消滅させるのではなく、高調波による拡大現象を防止します。過渡的な過電流に応答し、すばやく正常な状態に復帰させます。
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電源トラブルはOTOWAにお任せください雷対策を知り尽くしたOTOWAだからできる電源の安定供給のサポート