全国の雷に関わりのある場所を紹介します。
雷門は浅草寺の山門で、正式名称は「風雷神門」といいます。門の正面向かって右に「風神」、左に「雷神」を祀っています。東京・浅草の顔として有名です。
菅原道真公が御祭神として祀られています。また、火雷神を祀った摂社・火之御子社は「北野の雷公」と称えられ、雷電・火難・五穀の守護として信仰されています。毎年6月1日には雷除大祭と呼ばれる雷除けの祭典があります。電気関係(電カ会社等)の崇敬も篤くなり、近年ではゴルファーや釣り人の間でも信仰が広がっています。
雷(いかづち)の御神威により、厄を祓いあらゆる災難を除き給う厄除明神・落雷除・電気産業の守護神として祀られています。(世界文化遺産)
主な御祭神は、火雷大神・大雷大神・別雷大神です。また、併せて、管原道真公が祀られています。毎年5月1日〜5日には、雷電大祭という祭も開催しています。
境内には雷の子供が落ちたといわれる雷井戸があります。和尚さんが雷の子供を助けるかわりに桑原には雷を落とさないと約束させたと言われています。雷が落ちないように、また不吉なことが起こらないように「くわばら、くわばら」と唱えるのはこのためです。
雷都とは栃木県宇都宮市の異称です。宇都宮市をはじめとする栃木県や群馬県は、夏に雷が多発する地域であることから、そう呼ばれることになりました。
千葉県成田市の名前の由来は昔から雷が多い為、雷の良く鳴る田「鳴田(なるた)」→「成田」とされたという説があります。