電気設備の接地は、感電や漏電事故から人や設備を守る安全の確保(保安用接地)と電気設備を良好な環境で運用するためのシステム機能の確保(機能用接地)を目的としています。
工場・事務所で使用される電気・電子機器や、再生可能エネルギー施設の設備機器は電子技術を活用しているため、大変デリケートです。接地はこれらの電気設備を安全かつ良好な環境で運用するために無くてはならない重要なシステムです。また、適切な接地設計を行うために現地の正確な大地抵抗率を知ることが重要となります。
これらの疑問を解消して、安価で安全な事業環境構築のお手伝いをするのが、接地コンサルティングです。
STEP01
どのようなことにお困りでしょうか?目的、施設や場所など具体的情報をご提供ください。
電気設備を安全に運用・使用するには、電気設備の技術基準に示された接地性能や規格要件を満足することが必須となります。
まずはお気軽にお問い合わせください。適切な方針をアドバイスさせて頂きます。ここまでは無料です。
STEP02
ご提供いただいた施工計画資料や図面からお客様の保護目的に最適な測定(方法、場所、箇所など)を検討して測定要領書を作成します。
測定にあたって事前に問題点(設備環境・気象環境など)を確認のうえ、現地での調査・測定を実施します。
STEP03
現場状況を確認し、要領書に基づいて現地で大地抵抗率測定や迷走電流測定、サージインピーダンス測定など必要な測定作業を実施します。
STEP04
測定結果を分析評価して、環境や目的に合った最適接地を提案いたします。
お客様の要望により、現場状況に応じた投資効果の高い接地設計、工法などを提案いたします。
STEP05
基準、規格を遵守し安全対策を優先しながらも施工現場の状況に合わせ安全性、経済性にも十分配慮した合理的な工法で工事を進めて行きます。
お客様が直接施工される場合でも、ご要望がありましたら現場での施工指導をさせて頂きます。
太陽光発電システムは広い面積を持ち遮へいのない屋外に設置されるため、雷による過大な電圧の影響を受けやすいシステムです。電技に規定された電気用接地抵抗値を確保するため、接地工事も重要です。近年、山間地域やゴルフ場跡地などでの発電所計画が増えたことで、必要な接地抵抗値を容易に確保できない高抵抗率土壌が増えています。これにより、施工時に接地抵抗値低減のためコストが大幅に増え、低コストの接地工法が求められます。
太陽光発電システムの主要な接地の種類は下記の通りです。
大地抵抗率測定例
接地極施工例(大地抵抗率860Ωm、接地抵抗値8Ω)
帯状接地施工例(工事中)
接地施工予定地
OTOWAでは太陽光発電システムの接地工事以外にも様々な接地工事を承ります。
接地に関することなら、ぜひご相談ください。
ボーリング接地
帯状接地
施工現場風景
施工現場風景
接地抵抗低減剤 使用例
様々な疑問を解消して、安全な事業環境構築のお手伝いを致します。