2011年1月26日、地元の山の新燃岳が大噴火しました。その日の深夜、寝ていたら「山が大変なことになってる!」と起こされて慌ててベランダに三脚をセット。夢中で撮影しました。火山雷というのも初めて見ました。まるで測ったかのように同じような長さの稲光が上空に向かって伸びていました。まったく音のしない稲妻というのも不思議なものです。子供の頃から毎日見ている平和で温厚な山が、大変なことになっているのを見て、改めて自然の恐ろしさを実感致しました。これはまさしく大地の怒り。Anger of the earthというタイトルも撮影時に思いつきました。数ある応募作品の中から私の作品が金賞をいただけるとは夢のようです。ありがとうございました。