OTOWA 総合カタログ 2024-2025|音羽電機工業株式会社


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電源用SPDクラスⅠ接地間用SPD耐雷トランス信号回線用SPD・避雷器電源トラブル対策電源用SPDクラスⅡSPD盤・その他電源用避雷器高圧用避雷器LAN用SPD・同軸ケーブル用SPD家庭用避雷器サージ検出装置・試験器など2.保守点検の種類保守点検の種類と実施が望ましい項目を下表に示します。点検の種類日常点検定期点検臨時点検保守点検の種類点検内容外観検査SPD(避雷器)機能表示の状態確認注1)外観検査SPD(避雷器)機能表示の状態確認注1)絶縁抵抗測定外観検査SPD(避雷器)機能表示の状態確認注1)絶縁抵抗測定方法目視目視測定目視測定点検周期(推奨)1ヶ月に1回以上6ヶ月〜1年に1回随時襲雷後や何らかの系統異常発生時注1)SPD(避雷器)機能表示がある機種の場合(1)外観検査ケース内部のトランス本体や外装ケース、端子部に変色や変形が無いこと、また表面に粉塵やススなどの異物が付着していないことを確認してください。製品からうなり音や異臭、電源と接地端子に弛みや加熱による変色がないか、確認してください。(2)SPD(避雷器)機能表示の状態確認(機能表示付きSPDのみ)SPD(避雷器)表面の機能表示が故障を示していないことを確認してください。状態確認方法は機種によって異なるため、対象機種の取扱説明書をご確認の上点検してください。SPD(避雷器)の劣化接点出力機能を使用している場合、運用方法に合わせて確認ください。(機能表示と劣化接点出力は連動していますので、機能表示が故障を示していた場合、接点出力も切り替わります。)SPD(避雷器)に交換推奨表示機能がある場合、対象機種の取扱説明書をご確認の上点検してください。(3)絶縁抵抗測定測定は回路の電源と負荷側回路を切り離した後、耐雷トランスに使用しているSPD(避雷器)の本体を支持台より取り外し、各接地線を端子から切り離してから行ってください。各端子の絶縁抵抗が10MΩ以下と著しく低下している場合、原因を調べ部品の交換や修理が必要です。耐雷トランスの種類耐雷トランスは大きく分類すると、下記の2種類に分けられます。・絶縁形:耐雷トランス1次側の対地間にSPDが無い構造・接地分離形:耐雷トランス1次側の対地間にSPDを付加し、接地を分離した構造保守点検共通事項耐雷トランス1.点検時の注意事項点検は、故障が無く被保護機器に対する保護性能が維持されていること、また、故障に至る前の劣化状態を発見し早めの交換を実施することが目的です。機器の保護が無い状態を発生させないために実施をお願いいたします。点検を実施する場合は、主幹開閉器を開放し、通電の無いことを必ず確認の上、感電に注意して実施してください。運転中、又運転を停止しても直後のケース内部のトランス本体は高温状態であり、触れると火傷する恐れがありますので触れないでください。保守点検共通事項絶縁形1次耐雷トランス2次接地分離形(サージシェルタ)1次耐雷トランス2次被保護機器被保護機器回路図シールドSPD(避雷器)効果1次側から侵入してきた雷サージの低減について、線間の電位差はSPDで低減し、対地間の電位差は絶縁トランスで低減する。1次側から侵入してきた雷サージの低減について、線間および対地間の電位差はSPDで低減する。その後さらに絶縁トランス本体で高絶縁化し、雷サージを低減するため、2段階で雷サージを処理する。対応機種TTシリーズラック収納形RTシリーズ盤内・電柱取付用WBシリーズサージシェルタSSシリーズサージシェルタSSEシリーズサージシェルタSSNシリーズ128


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