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電源用SPDクラスⅠ接地間用SPD耐雷トランス信号回線用SPD・避雷器電源トラブル対策電源用SPDクラスⅡSPD盤・その他電源用避雷器高圧用避雷器LAN用SPD・同軸ケーブル用SPD家庭用避雷器サージ検出装置・試験器などサージシェルタSSシリーズ取り扱い1.据付け据付場所本装置の冷却は自冷式です。通風の良い涼しい場所で、裏面、側面は放熱のため、壁等から各15cm程度離してください。据付方法平面据付で取付穴4ヶ所を基礎ボルト等で、しっかり固定してください。2.接続例単相の場合を図示します。サージシェルタ前面OTOWASURGESHELTER一次端子二次端子UVuv二次接地端子(Es)一次接地端子(Ep)電源2m以上負荷機器ケース接地端子(En)Ep接地En接地Es接地3.接地電源用耐雷トランスサージシェルタの効果を発揮するため、Ep,En,Esの接地は次の方法で行ってください。(1)Ep接地(2)En接地Ep接地は、他の負荷設備の接地や、En,Es接地から少なくとも2m以上離してから電源側のB種接地の方向へ接地し、5.5mm2以上の絶縁電線を使用してください。En接地は本体を据付けた場所の近くに接地してください。En接地の接地抵抗はできる限り100Ω以下としてください。なお、サージシェルタと負荷設備が近接(同じ室内にある場合等)している場合は、En接地端子とEs接地端子を接続して、共用しても問題ありません。ただしこの時の接地は、なるべく負荷設備に近い場所で行ってください。(3)Es接地Es接地は負荷設備の接地と共用して、なるべく負荷設備の近い所に接地してください。接地抵抗はできる限り100Ω以下としてください。4.使用上の注意事項(1)一般に変圧器に電源を投入すると、電源投入時瞬間的に変圧器の一次側に定格電流の何十倍もの大きな電流(励磁突入電流)が流れ、変圧器一次側の遮断器が動作することがあります。そのため、変圧器一次側に遮断器を入れる場合、変圧器一次側用高インスト遮断器、または変圧器定格電流の1.5倍以上の定格電流の遮断器を、選定することをお勧めします。また、励磁突入電流軽減形のサージシェルタも別途、ご用意しておりますのでご相談ください。(2)特に重要な施設の場合はサージ・ノイズの多段カット対策を行なうため、末端負荷にも制御電源回路用・信号回線用SPDの設置をお勧めします。(3)襲雷時、感電の恐れがあるので、サージシェルタを不必要に触らないようにしてください。保守点検については、P128をご参照ください。122