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JISに基づく免雷設計23JISC5381-11の追加要求性能について電源用SPDの試験規格であるJISC5381-11により、SPD故障時の安全性能試験として、短絡電流耐量試験が規定されています。JISC5381-11制定による主な追加試験試験主な内容熱安定性試験SPDの劣化により漏れ電流が増加し、異常発熱した場合、発煙、発火の有無を確認する試験。短時間過電圧(TOV)試験電力系統の事故により発生する一時的過電圧によりSPDがどのような破壊モードになるかを確認する試験。短絡電流耐量試験SPDが故障し、短絡モードに至った場合、安全かつ速やかに電源線から切り離すことを確認する試験。SPD分離器と組み合わせて実施する。短絡電流耐量試験とSPD分離器JISC5381-11では短絡電流耐量試験が規定されているため、SPDと組み合わせて短絡電流を遮断するためにSPD分離器が必要となります。被保護機器被保護機器SPD12E3外部分離器12E3SPD接地SPD内部分離器タイプ接地SPD外部分離器タイプ電源用SPD配線例(単相3線式、三相3線式の例)SPD分離器の目的はSPDの短絡故障時に短絡電流を安全に遮断することです。これにより万が一、短絡故障を起こしても、安全に回路から切り離すことができます。なお、SPD点検時には、SPDを回路から開放し無電圧での作業が必要です。SPDに点検用断路機能がある場合、主幹の配線用遮断器を切らずに負荷機器に通電したままでSPDの点検が可能となります。源用SPDのSPD分離器は、SPDの種類に応じて適切な選定が必要です(基本的にはメーカーの指定する分離器を選定します)。電OTOWAでは、クラスⅠまたはクラスⅡSPDに対応した外部分離器や、内部分離器と点検用断路機能をもつSPDなど、各種ご用意しております。SPD分離器の目的と選定電源線被保護機器電源線SPD外部分離器被保護機器接地SPD内部分離器タイプ接地SPD外部分離器タイプ※SPD分離器として配線用遮断器などの顧客指定がある場合は、別途お問い合わせください。