電気自動車(EV)などの非ガソリン車の普及促進は、世界的な大きな課題として、注目されています。日本政府が2050年にカーボンニュートラルを実現する目標を掲げ、東京都は都内の温暖化ガスの排出量を2030年までに00年比で50%削減する方針を示すなど、国内でもEVをめぐる動きが活性化しています。
電気自動車(EV)の普及促進のカギに充電スタンド(急速充電器)の普及が欠かせません。この充電スタンドにも雷対策が必要です。これは屋外に充電スタンドがあるため、雷の影響を受けやすいからです。
電気自動車(EV)メーカーは十分なサージテストを行っておりますが、雷は自然のエネルギーのため、想定外の雷電流が充電スタンドに侵入する可能性があります(現時点で雷サージがEVの重大事故につながった報道はありません)。