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協約寸法SPD及び免雷カウントSPDの開発に対し、第58回「澁澤賞」を受賞

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この度、営業技術部 酒井志郎が第58回「澁澤賞」を受賞いたしました。

澁澤賞は、故澁澤元治博士が昭和30年に文化功労者として表彰を受けられた栄誉を記念するため、
昭和31年に社団法人日本電気協会より設けられたものです。
本賞は電気保安に傾注された博士の意を体して、広く電気保安に優れた業績を上げた方々に毎年贈られており、
民間で唯一の電気保安関係表彰として各界より認められている賞です。

今回受賞いたしました経緯として、避雷器取り付けの省スペース化・経済化を図った協約寸法SPD及び
免雷カウントSPDの開発によるものです。

雷による被害は、大半が受電線から瞬間的に高い電圧が流れ込んだこと(雷サージ)による電気設備の故障です。
その防護のために避雷器は一般的には分電盤に取付けられています。
従来の3線式受電線では6個の避雷器を必要としていましたが、
今回受賞の対象になった協約寸法SPDは、1個の避雷器で雷サージを抑制することができます。

また、免雷カウントSPDは従来の協約寸法SPDに加え、サージカウント機能を付属させました。
近年は様々な設備で「見える化」がキーワードとなりますが、従来のSPDでは把握することができなかった
雷サージの侵入の有無が把握できます。
これにより、より綿密な雷対策の提案が可能となりました。

当社では、今後も製品開発に努め、SPDをはじめとした様々な雷対策製品を通して、
安全・安心な「免雷」の時代を提供する企業として、社会に貢献して参ります。

 

【第58回澁澤賞】
営業技術部 部長 酒井志郎
協約寸法SPD及び免雷カウントSPDの開発

協約寸法SPD
協約寸法SPD
免雷カウントSPD
免雷カウントSPD